【ワーホリ初めてのバイトは悲惨すぎた件。/仕事編その1】
今回は
ワーホリで経験した仕事の中でも悲惨すぎた
「カナダで初めてゲットしたお仕事」
について書いていきたいと思います。
➀生活に慣れてきてバイトを探し始める(2ヶ月目)
カナダに渡航して二か月目に突入した私は、
迫りくる「金欠」の恐怖に脅かされるのが嫌だったので、
現地のエイジェントの方にレジュメの書き方を教わり
レジュメを完成させ、仕事を探しに街に出ました。
(仕事の詳しい探し方につきましては、
【ローカルカフェの仕事はどうやってゲットするの?in Canada】 - 大学1年トロントヒトリタビ~YOSHI'S BLOG~
こちらの記事から読めるのでチェックしてみてください。)
②レジュメを配り始めて1か月が経過。
渡航する前から働きたかったローカルカフェの住所を調べ上げて
一件一件丁寧にレジュメを配っていましたが、
残念なことに、自分のレジュメに電話番号やメールアドレスが載っているのに一件も連絡が来ませんでした。自分のお金も金欠になってきて、かつ仕事を探している時間のせいで勉強もできないし、友達とも全く遊べずストレスがたまる一方でした。
そんな現状を打開するために、秘密兵器として
カナダにいる日本人向けのサイト「e-mapleカナダ」
に頼ってみました。
(正直言えば、頼りたくはありませんでした。
なぜなら、このサイトは日本人がよく閲覧しているので必然的にここに掲載されている職場は日本人従業員が多くなるからです。)
実際にこのサイトを使ってみると、
「バイト」だけじゃなくて「住居」や「おすすめのレストラン」など自分が知らない情報が書いてあったりと自分が思ってたより情報の宝庫でした。
しかし目的はバイトを探すことなので
自分に合いそうな英語を十分に活用できそうな
「オシャレなタイレストラン
英語力を生かしたいサーバーの方募集中!!まかない付きなので節約できます。」
という掲載を見つけたのでさっそくメールにレジュメを添付して送ってみました。
すると10分後に返信は届き、
「ぜひ、面接に来てください。」
と大変嬉しすぎるメールが届きました。
(通常、カナダではバイトの面接に呼ばれるのに相当な時間と苦労がいるからである)
③タイレストラン、いざ面接へ!!
緊張しすぎて面接の時間の1時間前にはタイレストランの近くをうろうろしていました。そして面接の時間になり店内に入ると想像以上にオシャレでした。
「ここで働けたら最高すぎる!!」
と胸を躍らせながら案内された席に座ると、
奥から店長が出てきました。
店長はオリジナルのタイ人でもちろん日本語は通じません。英語で勝負です。
店長と握手をし面接がスタートすると、
さっきまで緊張してたのが噓かのように自分の想いを目の前の店長にぶつけてみました。
一通りアピールが終わり、
店長から一言。
店長「今日は本当に来てくれてありがとう。
しかしすまないが、君の英語力ではサーバーにはなれない。」
私「....(これが現実なのか...)」
店長「だがしかし、君の話を聞いて君を気に入った。
キッチンなら働けるがキッチンではどうかね?」
金欠だったので働けるならどこでも良いと思っていたので
私「はい。よろしくお願いします。」
となんやかんや職務は違えど、
タイレストランでキッチンで働くことになったのである。
④タイレストラン勤務初日
次の日の朝に、
店に行くと店長がキッチンに連れてってくれてエプロンを貸してくれました。
店内の説明が一通り終わった後に
自分がこれからお世話になる先輩を紹介してくれ、後はその人から教わるようにと言われました。
それが『地獄の始まり』だったのです。
なんと仕事を教えてくれる方はここで1年以上働いている日本人でした。
そして説明は『日本語』へと変わり、
どうやら自分の職務は『ディッシュウォッシャー』のようです。
仕事はシンプルで皿がたまってきたら皿を洗って拭いて元の位置に戻すだけ。
それ以外の仕事はキッチンの手伝いでした。
初日は
『約2000匹のエビ』が入ったバケツを渡され
狭い個室で一人エビの皮を剥くのです。
しかもそこでは福山雅治のラジオが永遠と流れていました。
いつのまにかレストランが閉店し皿が大量に流れ込んできました。
ディッシュウォッシャーの私がはやめに仕事を終わらせないと店の鍵を持っている他の従業員は家に帰れないのです。なのでみんなを待たせていました。
帰りの電車は先輩の日本人の方と一緒になり
当然のごとく
「お前は皿を洗うのが遅すぎる。」
と説教されました。
⑤そして、何かの違和感に気づく。
勤務二日目もやることは同じでした。
日本人の先輩に「日本語」で指導されながら、
皿を洗い福山雅治の「日本語」聴きながら個室一人でエビの皮を剥き
帰りの電車で先輩に「日本語」で説教される。
.....................................。。。
(心の叫び=自問自答)
あの、ここはどこですか?
何のために私はここで働いているんですか?
お金を得るために、
日本語環境のもと英語を一切使わず一人で地味な仕事をして何の役に立つんですか?
もう一度思い出せ!馬鹿野郎!
どうしてお前が高い金を払ってまでも、
カナダにワーホリビザで来た理由を!!
カナダにいるのに、
日本語環境の職場で英語を使わないで給料をもらうなんて、
そんなの絶対に嫌だ。
そして、
急ですが勤務二日目の夜に店長に
メールをして辞めました。
ここでのバイトは良い意味で、
『どうして自分がここにいるのか』
深く考えさせられる良いきっかけとなりました。
これからワーホリ行く方も現在バイトを探している方も、
『自分がどうしてここで働きたいのか』
じっくりと考えた方があとで後悔しないワーホリになると思います。
いつも読んでいただきありがとうございます!
【人生に一度は経験したいファームステイを経験したよ(滞在期間:1週間)/住居その5】
【10ヶ月目「ファームステイ」滞在期間:1週間】
ファームステイ一覧が掲載されているサイトで見つけた平均気温マイナス30度の極寒の地ユーコン準州にて1週間だけのファームステイをしてきました。
(家族構成:父「ファームの主」、母「週に一度しか農場に来ない」、息子「学校に通っているために農場に来ない」、ベラ「17歳ドイツ人女性で自分と同様ファームステイ目的」、ジョナサン「18歳ドイツ人男性で同じくファームステイ目的」)
(ファームの場所:
ユーコン準州のホワイトホース市から北に車で5時間かかる雪山を超えた一軒家。家の近くには人は誰一人住んでおらず、店もありません。)
「Qファームステイとは何ですか?」
ファームステイとは、
農場で働く代わりに農家の方が住居と食料を提供してくれます。
給料は発生しませんがお金も使いません。
*メリット
・農場で動物の世話や機械の修理などの今までにしたことがない人生初の経験ができる。
・完全英語環境。
・自分の他にもウーファーと呼ばれる他の国から働きに来ている人たちと友達になれる。
・先祖代々引き継がれてきた農場の歴史や農家の貴重な話を聞ける。
・農場で働きながら夜になるとオーロラが見える(外の気温がマイナス30度のため)
(自分の場合は、
今までに農場で働いたことがなかったのでファームステイでした全ての仕事が人生初めてでした。
自分が農場でしたことは、
・鶏、馬、牛の世話(卵チェック、エサ、フン処理など)
・かまどで火をたく(外にいる牛の飲み場を凍らせないように)
・スノーマシンの修理
などです。
もう全部英語で説明されて最初は仕事に慣れませんでしたが毎日こなすことで慣れていきました。
二人のドイツ人は自分よりも若かったのですが、トラクターやスノーマシンを積極的に操作していたり、彼らの夢や人生話を聞いていてとても刺激されていました。
何より完全英語環境だったので英語力がぐんぐんと伸びていきました。)
*デメリット
・ファームステイのルールが厳しい場合がある。
・ファームステイ先が自分が想像していたことと違う場合がある。
・田舎のファームステイ先は都会の人に比べて英語に訛りや話すスピードがとてもはやくて聞き取れない場合がある。
(自分の場合は、
自分がファームステイを一週間で終わった理由としてこれらのデメリットが強く関係していました。
『自分のファームステイ先のルール』
・節電、節水を心掛ける。
・シャワー、洗濯は週に一回。(節水のため)
・無線wifiはなく有線wifiが繋がっているパソコンは週に一回使用可能。
・トイレ使用時に小便をしたときは流してはいけない(節水のため)
・仕事、料理、掃除全て手分けしてやる。
などがありました。
普通の生活からかけ離れたど田舎での生活は自分にとって少し厳しいものがありました。それに自分だけ英語を聞き取ることができず劣等感さえ覚えていました。しかし諦めず積極的に話に参加したりこの環境を好もうと努めましたがそれが裏目に出てストレスをたくさんかかえてしまい、一週間でそのファームを去りました。)
自分の10ヶ月留学の住居はこんな感じでした。
自分で探し出した「住居」
決して見つけるのは楽ではありませんでした。
しかし、様々な環境で生活し適応し、様々な人々に出会い、たくさんの刺激や学びがあり渡航する前に比べてだいぶ成長したと思います。
現在は日本に帰国して一ヶ月経ちました。
自分の留学生活のフィードバックをしているところです。
渡航前の自分が思い出せないのでこうやって留学で自分が行ったことを文字化してみました。それと同時に今後ワーホリや留学に行く人たちの役に立てれば幸いと思います。
これからも留学のまとめの記事を更新していくのでよろしくお願いします。
住居編終了。
【世界中の旅人が集まるホステル とは何ですの?(滞在期間:1か月間)/住居その4】
【9ヶ月目「ホステルin Toronto , Yukon , Vancouver 」計1か月間】
ホステルは自分がネットで検索して予約しました。
最初の2週間だけトロントの国際色豊かなホステルに住んでいました。
その後はフレンチカナダやニューヨーク、ユーコン、バンク―バなどに旅に出て各地のホステルに滞在していました。
「Qホステルとは何ですか?」
ホステルの定義は、
1. 旅館営業の許可書を取得。2.安心・安全・清潔な宿を運営。3.客室にドミトリーがある又は1名3500円以下で宿泊できる部屋がある。4.談話室等ゲスト同士の交流スペースがある。5.海外のゲストに対応できる。
とネットで検索したら出てきました。
簡単に言うと、
「激安宿で一部屋に四人宿泊可能で二段ベットが二つあり、バスルーム・トイレ・キッチンは共用スペースのため部屋の中にはない。」
*メリット
・世界各地の旅人と交流ができ友達ができる。
・英語が話せる。
・フリー朝食サービスがついている場合がある。(ホステルによる)
・ダウンタウンに位置している。
・とにかく安い。(短期滞在の場合)
(自分の場合は、
いろんな地域のホステルに宿泊していたのでたくさんの友達ができました。トロントのホステルでは、ドイツ人、カナダ人、アメリカ人、オーストラリア人などと友達になり自分の職場に遊びに来てくれたり、トロントを一緒に探検しました。
ユーコンのホステルは小さくオーナーがとてもフレンドリーだったのでクリスマスパーティーを開いてホステル関係者とホステルに滞在していた方達ととても深い交流ができました。
バンクーバのホステルはフリー朝食サービスがあったので活用して節約していました。
しかもそこのホステルで運命的な再会がありました。なんとユーコンで一緒だったルームメイトと奇跡的に再会したのです。お互いバンク―バに行くことは知っていましたが、まさか同じホステルだったとはとても衝撃的でした。)
*デメリット
・プライベートスペースがない。
・設備や備品が汚い場合や壊れている場合がある(ホステルによる)
・予約はインターネットで受け付けているので、ネットでの表示価格とホステルのカウンターで要求される価格が違う場合がある。
(自分の場合は、
三番目の事件が身に起こりました。
ホステルに着きはやく部屋に行きたかった自分はカウンターで言われた通りの値段を支払いました。
しかし、部屋に到着してネットでの表示価格を見てみると自分がすでに支払った値段とネットでの表示価格はなんと1万円の差がありました。
一度支払ったお金はもう返ってこないかなと思い込んでいましたが、ダメもとでさっきのカウンターに行き、携帯の画面を見せながら払いすぎたお金の返金の交渉に挑戦してみました(英語で)。
なんと案外にも交渉に成功しました!
なのでみなさん海外だからって諦めてはいけませんよ!!)
いろんな地域のホステルに泊まりましたが、
皆さんに一番馴染みのない「ユーコン準州ホワイトホース市」のホステルに泊まった
こちらの記事もどうぞ読んでみてください!!
torontochantoittemashu0228.hatenadiary.jp
いつも読んでいただきありがとうございます。
質問やコメントなどちょっとしたことでも何でもいいので足跡をつけてくださると、
こちらも嬉しくなるので何卒よろしくお願いします!!
【完全日本語環境ゲストハウスに滞在して見えたものとは(滞在期間:1か月間)/住居その3】
【8ヶ月目「日本人ゲストハウス」滞在期間:1か月間】
日本人向けのサイトで見つけた日本人ゲストハウスに一か月間滞在していました。
「Qどうして日本人ゲストハウスへ?」
今までは日本人を避けていましたが、帰国が近づいてきており日本人のネットワークを広げたいと思い、思い切ってカナダの日本人コミュニティに飛び込んでみました。
(簡単な説明:
一部屋3~4人のドミトリーでキッチン、トイレ、リビング全てが共用スペース。
6人日本人男性、7人日本人女性の合計13人でワンフロアのみのゲストハウスに住んでいました。)
*メリット
・日本全国各地の友達ができる
・ワーホリの悩みや意見交換ができる
・世代を超えた友達ができる
・共用スペースのリビングで飲み会や語り会が毎晩開かれていたので帰宅するのが楽しみになっていた。(シェアハウスでは少し孤独に感じていたため。)
(自分が実際に泊まってみて感じたことは、
トロントにいろんな目的や夢を持って来ている人達、また年齢、性別が違っても同じ家に住むことで分かち合えて、だんだんと仲良くなり今でも連絡を取っています。ほとんどの方が年上の方だったのでその人達から貴重な話や今までの人生、留学について語りました。
海外に留学する人にとって海外で日本人と仲良くするのは抵抗ある人は少なくないと思います。私もその一人でした。しかし留学中に留学の有り難さに気づかされたり、他の日本人のワーホリ生活を聞いてよい刺激となったのでその場にいて後悔はしていません。)
*デメリット
・プライベートスペースがないためストレスがたまりやすい。
・全てが共用スペースなので同居人と仲良くなりやすく日本語をよく話してしまう。
(自分が実際に泊まってみて思うことは、
トロント滞在歴が短い人は日本人ゲストハウスに泊まることを強くお勧めしません。
なぜなら到着したての時の方が英語学習に対するモチベーションが非常に高いからです。
それに留学の初期にできた友達はその後の留学生活でも関わっていくことになるので悪循環に陥りやすいです。(あくまで自分の推測)
自分が一番怖いと感じてしまった最悪の事態は、
到着したてに日本人ゲストハウスに泊まり英語を話さず日本語ばかりを話してしまい、職場も日本人の紹介で日本食レストランに働くことになりそこでも日本語を話しいつのまにか帰国の日になり日本に帰国してしまうワーホリのケースがとても多い
と日本人ゲストハウスのオーナーさんが言っていました。
自分は、住居は楽な日本人と住んでいましたが、職場は日本人が誰一人いないレストランやローカルカフェで働いていたためカナダで日本語漬けの恐怖には陥りませんでした。海外留学行く人は十分にお気をつけください。
また「テラスハウスin Canada」の記事もありますので、
ついでに、読んでみてください!!
torontochantoittemashu0228.hatenadiary.jp
本当にいつもご愛読ありがとうございます!!